毎日使うタオルや食器洗いのスポンジ。
いつでも交換するタイミグがあるからこそ、その替え時を見失いがちですよね。
それに、ちゃんと洗っていても繊維の奥深くに汚れがあったり、
意外と汚れているのでまだ使えそうでも定期的な交換が必要です。
今回は誰もが毎日使う日用品に再度目を向けて、
交換するタイミングをつかんでもらうためのトピックです。
まだまだ大丈夫!と思っているそのタオルも案外と替え時かもしれませんよ?
是非自分の使っているものを思い起こしながら読んでみて下さい。
1.使うたびに洗う物は、捨てるのを先延ばしにしがち
日用品って毎日見ていても汚れていることに気付いていない方が多いです。
それは伸び切ったTシャツを毎日着ているようなものです。
周りの人からするとボロボロに見えるものでも、
当の本人は「まだ大丈夫」と思っていることが多いですよね。
それはボロボロに慣れてしまっているだけで、イコール大丈夫という訳ではないのです。
1-1.「歯ブラシ」
歯磨きの頻度や磨く力加減によって、歯ブラシの交換時期にも個人差がでてきますが、
毎食後歯磨きをするとして、一般的な替え時は1ヵ月です。
傷んだ歯ブラシは毛先は広がり、広がった毛先は掃除の必要な歯と歯茎の間や、
歯と歯の間などの細かい部分に届かず、結果虫歯の原因にもなります。
自分の歯ブラシが替え時かをチェックするには、歯ブラシの背を視線と平行に持ち、
毛先が柄から飛び出ていたら交換時期とみてよいでしょう。
1-2.「食器洗いのスポンジ」
食器洗いのスポンジもついつい長く使いがちです。
しかし、食べかすや油がついたまま水回りに置かれるスポンジは雑菌の恰好の住処です。
残った泡を流した後、沸騰したお湯で消毒し完全乾燥させるのが効果的です。
スポンジ利用後にこれらの処置をすることも効果的ですが、
替えるタイミングは2週間を目安にするといいです。
1ヵ月以上使用すると、スポンジの繊維が切れはじめ、
水切れが悪くなったり汚れがたまったりしやすくなります。
1-3.「バスタオル」
バスタオルは大きく乾きにくいですが、毎日洗っていますか?
生乾きのまま部屋の中に置いてはいないでしょうか?
生乾きのバスタオルでは、カビや雑菌が繁殖し、発生したカビは空気中にまで蔓延していきます。
タオルがなんとなくかび臭いと思ったら、
目に見えないカビや雑菌がタオルの繊維の奥で発生している証拠です。
一度根を張ったカビ類は、普段の洗濯で完全に死滅させることはなかなか難しく、
簡単にあのカビ臭さを蘇らせてしまいます。
大きな鍋を使って除菌する煮沸消毒や、洗濯乾燥機による熱での完全乾燥が好ましいですが、
それでもカビ臭さが残るようであれば交換時期でしょう。
毎日使うものだからこそ、安心して使いたいですよね。
バスタオルは長くても1年に1度は交換するようにしましょう。
3.日々、触れるものだからこそ
同じものを長く使い続けることで日用品は本来の機能を失い、
更に実は雑菌を広げているということもあります。
日用品は生活に密着しているため、直接肌や口腔内に触れる機会が多いです。
カビは空気中にも蔓延し、最悪の場合肺炎を引き起こすリスクもあります。
特にお子さんのいるご家庭では、
繁殖した雑菌によりアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。
しかしながら、雑菌やカビを完全に消滅させることはほぼ不可能に等しいので、
過剰に神経質になる必要もありませんが、見た目だけでは
判断できないそのリスクも理解した上でケアを怠らないように心がけましょう。
頭ではわかっていても、ついついタイミングを逃して使い続けてしまう日用品たち。
1つ1つの使い始めの日にちを冷蔵庫にマグネットで張り付けておいたり、
よく目につくところや、カレンダーに交換の日を書き込むようにしておくと忘れずに交換できます。
また、日用品交換リストを作るのもいいでしょう。
ついうっかり、にならないように記録に残すことが大事なポイントです。
さいごに
いかがでいたか?これを読んで「げっ…」と思った方も多いのではないでしょうか。
気をつけているつもりでも、清潔感の平均は家庭によりけり人それぞれなので
自分の気になるところと、気にならないところがあるはずです。
これを機にもう一度あなたの身の周りのものをチェックしてみて下さいね。

