前回注文住宅と建売の購入前の違いを

書きましたが、

今回は購入した後に後悔しなくて済むような

そんな内容になりそうです。

 

2.建売住宅と注文住宅の購入後を検討

購入時の違いを知っても他にまだまだ気になる点があります。

建てる段階だけでなく、実際に住み始めてからのことを長期的な視野で検討する必要があります。

 

2-1.建売住宅は手抜き工事か?知っておくべき住宅性能表示制度

住み始めてから手抜き工事の疑いが気になってくると、

毎日を憂鬱に過ごすことになりそうです。

 

建売住宅の場合、建設される工程に施主は関与していません。

どこの業者がどのように建てたのか知らないまま購入することになります。

そこでやはり気になるのが品質です。

もし注文住宅よりも安い物件ならば、

価格を下げるために手抜きの設計や工事が行われていないのか?

実に気になるところです。

それを思うと注文住宅の方がしっかりとした

工事が期待できるのではないかと考えたくなります。

しかしながら、注文住宅だからより信頼性が高いとは言い切れません。

施主が見ていない間に手を抜くことは可能ですし、

また施主は建築の専門家ではないでしょうから、

見てもわからないということもあります。

注文住宅でも不具合がみつかるケースもあります。

建ち上がった家屋の品質は、

建売住宅であっても注文住宅であっても

請負業者や施工業者の質によるところが大きいわけです。

 

そこで知っておきたいのは「住宅の品質確保の促進等に関する法律」

による「住宅性能表示制度」です。

平成12年に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」は、

良質な住宅を安心して購入できるよう定められた法律です。

それに基づいて一般社団法人住宅性能評価・表示協会が

「住宅性能表示制度」を推進しています。

国土交通省に登録した住宅性能評価機関によって、

設計の評価から施工段階の検査までが行われる制度で、

施工業者以外の第三者が行うという点で有用な制度です。

新築を購入する場合、家建物の売買契約書など中に、

この「住宅性能表示制度」による【住宅性能評価書】が

含まれているかどうかに注意しておくとよいでしょう。

注文住宅でも「住宅性能表示制度」について事前に

取り決めておくのが望ましいと言えます。

「住宅性能表示制度」を活用して、

住み始めてから悩まないようにしたいものです。

 

2-2.購入後のリフォームについて考えておく

家を建てた場合、よほどのことがない限り手放すことはないでしょう。

家も「物」です住みつづけるためには、お手入れが必要不可欠です。

 

2-2-1.建売住宅の場合

後々のリフォームについてまで考慮した

設計にはなっていない可能性が高いのが現状です。

施工業者によっては、独自の設計や工法がなされることもあり、

一般的なリフォームができない場合もあります。

その点については、購入前に問い合わせておくことが大切です。

家族構成の変化や、利便性などで何年後かには

リフォームをしたくなる可能性も購入時に検討しておくとよいでしょう。

 

2-2-2.注文住宅の場合

リフォームの可能性を考慮した設計を依頼することも可能です。

一部の仕切り壁は打ち抜いても強度に問題がないような設計、

風呂やトイレ、キッチン等、水周りの

変更のしやすさなど設計段階で考慮することができるでしょう。

 

2-2-3.リフォームを必要とする可能性

太陽光発電を設置する、防犯設備を設置する、

家族構成が変わる、不便なところを改善、

いろいろなことが理由でリフォームをしたくなることがあります。

購入時点では重視していないことでも、

その家に住んでいるうちにどうしても

必要になる場合があることを考慮しておきたいものです。

 

もし、近所で窃盗被害が相次いで起こるような事態になれば、

防犯設備を設置したくなってきます。

ドアの錠前を変更するにも、

ドアごと取り替えるような場合があります。

窓を防犯ガラスに変更する場合もサッシごと取り替える場合も出てきます。

本格的に防犯設備を導入するなら、リフォームを伴うこともあります。

太陽光発電など大きな設備を取り付けたい時も

設置場所などの問題が出てくる可能性があります。

部屋を増やす減らすなど、

間取りの変更の必要も出てくるかもしれません。

また、キッチンや風呂、トイレ等、水周りは

リフォームするケースが多い場所です。

このようなリフォームの可能性があることをできるだけ

購入時点で考慮しておきたいものです。

 

 

3.永い間住む家

住宅を購入する際には、

10年後の家族の姿、

30年後はどうか、

そんな永い期間を念頭において選びたいものです。

建売住宅がよいか、

注文住宅にすべきか

の選択も長期間を視野に入れておく必要があるでしょう。

一生に一度の大きな買い物かもしれません。

住んでからでは間に合わない事が

沢山ありますので、

慎重に誰の意見にも影響されていない今だからこそ

まだ間に合うかもしれません。

おかげさまでありがとうございます
 
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